KOYOMI
カレンダーと「こよみ」について
日本文化とこよみ
History of Koyomi in Japan
私たちに身近なこよみ。日本古来より受け継がれてきた季節の行事や歳時記などのこよみ情報は自然の移ろいを感じることや、自然と共生していく中で培われました。
四季の変化に富んだ風土を知り、それに基づき発展した農業など、私たちのくらしにとって、こよみ情報はとても重要です。こよみを知り、生活に取り入れることは、私たちのくらしを豊かにする知恵なのです。
こよみの知識、雑学、くらしの情報など カレンダーにまつわる様々な情報について詳しく知りたい方は「こよみ博物館」へどうぞ!
カレンダー職人の技
The Customization Process
名入れの印刷方法は主に2通りあります。1つは、通称『チャリンコ名入れ』と呼ばれる、名入れ専用機で印刷する方法。もう1つは、『バラ名入れ』と呼ばれる、一般的なオフセット印刷機で印刷する方法。

『チャリンコ名入れ』
金具がついた1冊のカレンダーや、台紙等の厚紙などに印刷するもので、名入れの為の専用機を使います。『チャリンコ』という名称は、機械が 動作するときの音から名付けられました。
印刷機の「胴」と呼ばれる円筒形の転写面が転がりながら往復して印刷をするという単純な仕組みで、「胴」が手前にきた時に印刷され、奥に引っ込んだ時に、手作業で紙を一枚ずつめくります。タイミングにあわせて作業する職人技です。手作業で行うので、少部数の名入れに向いている印刷方法です。
『バラ名入れ』
製本する前の状態のカレンダーに、一般的なオフセット印刷機で印刷します。
『バラ』という名称は、カレンダーそのものが印刷されたばかりの状態なので、1枚1枚がバラバラな事から言われています。アミなど細かい部分の印刷適性がよく、多色刷りができる利点があります。ただし、多量の予備紙が必要なため、初期費用が高くなります。印刷部数が多いときに向いている印刷方法です。


